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※本来70枚揃いですが以下の3枚は欠けています
・目録
・上総 矢さしヶ浦 通名九十九里
・下総 銚子の濱 外浦
※本作品は1900年~1930年頃に制作された後刷版です。
※本作品は木版画の複製であり、原版制作時に用いられた伝統的な版画技法を用いて制作されています。
※版画原版『六十余州名所図会』は1853年~1856年(嘉永6年~嘉永9年)に制作されました。
内容:木版画 67枚セット
制作年代:1900〜1930年頃
サイズ:各24 x 16 cm
価格:88,000円(税送料込)
【略歴】
寛政9年<1797>-安政5年<1858> 江戸・八代洲海岸出身
浮世絵風景版画において葛飾北斎と並ぶ、金字塔を打ちたてた浮世絵師。別名・安藤広重。号は広重の他、一遊斎、一幽斎、一立斎、立斎、歌重など。歌川豊広の門人で狩野派、南画、四条派などにも学びました。火消同心の家に生まれ、27歳で家督を譲り隠居するまで、絵師との二足の草鞋を履いていたと言われています。北斎の「富嶽三十六景」と同じ天保2年(1831)に刊行した「東都名所」で風景画家としての評価を高め、天保4年頃(C1833)より代表作となった保永堂版「東海道五十三次之内」シリーズが刊行され、その名声を不動のものとしました。このシリーズは遠近法や、風や雨などの気象変化の見事な描写、宿場風俗に溢れるユーモアなど、作品としての素晴らしさに加え、当時の空前の旅行ブームと相俟って、爆発的なヒットとなりました。その人気から、行書東海道や隷書東海道、人物東海道などと呼ばれる東海道のシリーズが、広重画として20種以上も刊行されています。また、晩年の大作「名所江戸百景」(※没後、二代広重の作品に目録を合せて120枚揃で完結)は、大胆な構図で四季折々の江戸風景が描かれ、「亀戸梅屋舗」はゴッホが模写したことでも知られています。海外において広重の作品は、特に藍色の美しさで評価が高く、色鮮やかな青は”ジャパンブルー”または”ヒロシゲブルー”と呼ばれ、印象派やアール・ヌーヴォーの芸術家たちに大きな影響を与えました。
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